着物をお手入れする際のポイント

自宅に着物があるといった人もいることと思います。
着物については普段タンスに閉まっているように感じるかもしれませんが、実はちょっとした手入れをして維持しているのが通例です。
ここでは手入れについて紹介したいと思います。

着物にはぜひ和紙の活用を

着物は高価なものです。
しかしながらお宮参りやイベント、結婚式などには着物を着るといった人もいることでしょう。
そうした人は普段は自宅で着物を保管していることと思います。
保管方法ですが、当然ながら普通の衣類と手入れ方法が大きくことなります。
そのあたりも踏まえてあらかじめ勉強しておきましょう。 中には年に1度あるいは、あるいは年に数回だけしか着る機会がないといった人も多いことと思います。
そうした人は、着物に折り目の和紙を入れるといったことをおすすめします。 折り目の和紙ですが、たたんである折り目に新聞紙をクルクル巻きます。
また障子紙をカバーした新しんについても活用したいところです。
障子紙をカバーした新しんですが、活用すると折り目ができず、また着物を傷める心配もありません。
これらは振袖や留袖にはぜひとも活用してもらいたいところです。

着物の絹は生きている

着物の多くは絹が用いられていることが多いようです。
絹ですが、実は生きており、毎日呼吸を行っています。
服の素材が生きているなんてびっくりするかもしれませんが、絹はそうした素材なのです。
絹は人間と同じように呼吸していきています。
そのため同じ場所にずっと保管していておくと、呼吸困難になる恐れがあります。
着物については年に2回ほど虫干しをすることが大事です。
虫干しですが、外気に触れさせるといった形をとります。
ハンガーなどにかけて部屋の中におき、窓を開けて風通しをするといった形で問題ありません。
また頻繁に着用している人や年中といってもいいほど着ている人は、1年に1度程度で大丈夫です。
この作業をしないと、カビが生えたり縫糸が弱り切れ易くなってしまいます。 虫干しをしたほうが良いといわれるのは、春と秋です。
湿気も暑さも適度がこの時期がベストといえます。
春は晴天が多い5月が良いでしょう。
その後は梅雨に入る地域が多いことと思います。
その時期になると、害虫の成長期にもあたるため、危険が生じます。
特に衣類に卵を産み付けられてしまったら、それこそ大変です。

着物の収納について

着物をお持ちの方は、収納についても工夫することが大事です。
収納ですが着物や長襦袢、帯について、それぞれ別に管理することが基本となります。
すべて着物だからという理由で一緒に保管している人もいますが、別々に保管するようにしましょう。
また「たとう紙」と呼ばれる紙にしっかり包むことも大事です。
絹は生きているため呼吸をしており、また虫なども発生することがあります。
それらから守るためにもたとう紙は大事な役割を果たします。
タンスについても普通のタンスはおすすめできません。
特に湿気が多い家に住んでいる人は要注意です。
保管に適しているタンスとして防湿効果が高いといわれる桐ダンスや和ダンスを使うのが一般的です。
プラスチックの収納ケースもあると思いますが、プラスチックは絶対にさけましょう。
プラスチックは通気性が大変よくありません。

着物の汚れを発見したらどうしたらいいのか

着物の汚れを発見したら、非常にショックですよね。
着物を着ているときは、十分に気をつけているかと思いますが、コーヒーやなんらかのしみなどがついてしまうことはありえる話です。
その場合はすばやくトイレに行きましょう。
トイレの洗面場を利用して、汚れた場所に水をかけます。
またたたくように水を落とすことで汚れも一緒に落ちます。
その後は乾いた布でやさしく生地をたたきつつ、水分を吸い取りましょう。
この方法で汚れが落ち、また生地もいたみません。
ただしちりめんや絞りの場合は、注意が必要です。
そうした場合は、ちぢむ危険性があります。