着物買取のその後

まだ使える、もったいないということで、着物や帯はどんどん増えていくばかり。
いつまでたっても来ない”いつか”ではなく、思い立った時に一度身の回りをすっきりしてみませんか?例えば、将来その着物や帯を残しておいて娘さんやお孫さんはその着物を着るでしょうか?これから着物を楽しんでいきたい方や別の形にして残しておきたいという方のために買取という手があります。
買取られた大事な着物はどのようになってゆくのか紹介します。

着物の値段で行く末も変わる

着物買取に出してその着物や帯はいくらの値段がつくでしょうか。
よほどの品物でないなら未使用でも二束三文だと思って下さい。
例えば、20枚ほどの着物を売るとします。
そのうち半分くらいが未使用で箪笥の肥やしになっているものでもコーヒー代ぐらいの価格にしかなりません。
広告で「買い取り価格 粗利80%」と書かれると、リサイクル着物店で売っている価格の2割程度で引き取ってくれると考えそうですが、それは稀なことだと思います。
販売価格が新品時の「10分の1」~「5分の1」で販売していて、買取価格はその販売価格の「1割」~「2割」ならばかなり良心的だと思います。

着物をリサイクル

今も充分着られる着物は、一部しみ抜き・仕立て直しがされます。
それらの着物は、リサイクル、中古着物として着たい方の元へ届けられます。
パーティーやおしゃれ着として再活躍します。
買取り後は、採寸・検針・オゾン消毒・プレスをはじめ、必要なメンテナンスを施した後、店頭に並びます。
そのため買い取り金額とは全く異なる価格が設定されます。
店頭に並ぶまでの流れは、
・洗い(防臭・抗菌)
良品として選別された着物は
防臭・抗菌剤を入れて丁寧に丸洗いします。

  • 乾燥
    丸洗いされた着物は乾燥室で自然乾燥します。
  • アイロン
    乾燥の終わった着物は熟練者の手により
    一品一品丁寧にアイロンで仕上げを行います。
  • 検針
    最後に検針器で最終の検品を行います。
  • 採寸・仕上げ
    検品が全て完了した着物は採寸された後、店頭に並びます

リサイクル着物をリメイク

単に着用するためにご購入されていく方も多いですが、 材料用の生地として中古の着物を買う方も多くいます。
そのような方々は様々な柄の生地を探しています。
もう着る事がなくなってしまった着物も、他の人がまた別の形で生まれ変わらせてくれるかもしれません。
表は綺麗だけど、胴裏が汚いという方も、リメイクなどの用途もあるので買取してもらってはどうでしょうか。
着物リメイクを店に依頼する方も少なくないです。
想い出の着物や帯…捨てることが出来ない。
けど、いつまでも箪笥の肥やしにするならばリメイクと言う形で整理できます。
大多数の物が思い出が詰まった着物ですが、価値のつきにくいものです。
はぎれの状態や着物として切るのが難しいもの、そういったものは気軽に処分できないので小物や人形などの手芸品や、日傘や 洋服に作り替えるか、文化交流で国外(主に中国や台湾・ベトナム)に送り喜ばれます。
買取られた着物は状態が良ければインターネットオークションなどの競売にかけられることもあります。
初めに、おおよその競売価格を決めます。
プロの目による競売なので提示価格より上下する場合があります。
また、商品は、検品、検針の後、チャリティーセールに出品される場合もあります。
そのほかにも着物着付け教室で使用されたりといろいろなシーンで着物が使われます。
必要としている人の為にも着物を買取してもらってはいかがでしょうか。
着物一枚売るだけで喜ぶ人がたくさんいると思います。
無駄にはせずに次へとつなげていけるといいですね。