振袖の豆知識・歴史

普段、着物をあまり着ないという方であれば、華やかな時に着る特別な衣類としての印象が強いかもしれません。
卒業式や成人式、結婚式などなど、人生においての大きな節目にこういった着物を着る機会が増えるのではないでしょうか。
さて、そんな着物なのですが、実は様々な種類があるなかで、こういった時に着る事になるのが振袖なのです。
着物の種類の中でも、取り分け特別な存在である華やかな着物、振袖。
毎日着るものでは無い着物ですから、あまり知らない事も多いのではないでしょうか?ここでは、そんな振袖についての豆知識などを紹介してこうと思っています。
是非、振袖の事を知って、より着物について意識を高めて行ってみてはいかがでしょうか。
では、早速いってみましょう。

振袖の歴史1.

現代人であれば、生まれた頃から当たり前のように振袖があり、この振袖の歴史などはあまり考えた事が無い人の方が多いのではないでしょうか。
確かに、あまり頻繁に着る着物でも無いですし、なんとなくハレの日に女性が着る艶やかな衣類というイメージが強いのかもしれません。
さて、そんな振袖が始ったのは江戸時代からだったと言われています。
子供であったり未婚の女性が着る振りのある長い小袖という括りで生まれています。
さらに、風習としてあったのは18歳の頃には元服して、たもと切ってしまい振りを縫い、そこから袖丈一杯の留袖にしてしまうという、そういった風習があったのです。
こういった歴史があったとは、ちょっと知らなかったですね。

振袖の歴史2.

さて、振袖の歴史の続きなのですが、1804年頃になっていくと、帯の幅が広がっていきました。
留袖も振袖と同様の帯などになっていった事で、オシャレとしての振袖が広がって行ったようです。
さらに、厳しいいわれなども自由化していき、ハレの日という着物の存在ではなく、オシャレ着としての扱いとなっていったとの事なのです。
18歳以上の女性も袂を着る事がなくなり、結果的に楽しんで着こなすというような、ラフな普段着として扱われるようになっていったのです。
今でいる、カジュアルなドレスワンピースのようなイメージだと、分かりやすいかもしれません。
女性は何時の時代もオシャレを楽しみたいのですね。

振袖の長さの遍歴

さて、そういった振袖の歴史を紐解いくと分かるのですが、どんどん袖が長くなっていった、という事が分かってきたかもしれません。
最初の頃に出回っていたものは、現在では留袖として知られています。
既婚した女性が身に着ける、あの着物ですよね。
結果的に、時代の流れによって、振袖や留袖は本来の意味を離れていってしまい、袖丈の長いものを振袖と呼び、短いのを留袖と呼ぶ事になったのです。
こちらもユニークな歴史ですね。
初期の振袖などは、なんと鯨尺1尺5寸(55cm)と大分短かったようです。
現在、一般的な振袖となると110センチメートル程度となっており、倍ch書く変わっているのです。
このように、昔から変わっていないような振袖も、時代の流れと共に変わって行ったのです。

着物は何故成人式に着るのか?

まず、振袖というと成人式に着る着物と前述しましたが、そもそも、何故振袖を成人式に着こなすのか疑問に思った事は無いでしょうか?当たり前のような行事になっており、そこまで考えていなかったという方が多いでしょう。
実は、江戸時代の初期にこの流れが作られたと言われているのです。
振袖が登場した当時なのですが、未婚女性の正装として扱われる事で使われていました。
成人式の当日には、身を清めると同時に、親が娘の子供の頃を語り、これから歩む人生の旅立ちに際して、心構えを諭し、さらに力づけ励ましながら振袖を着させてあげる。
こういった習わしとなっていたのです。
そして、振袖を着ることで気持ちを落ち着かせ、氏神様に心身共に立派に育った成人を迎えた感謝をする事への正装であったのです。 着物買取店.netのTOPへ